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建築ブログ

12.07 | 地下室・地下車庫, 混構造(木造+RC)

屋根工事

今回は、地下室地下車庫のある家@戸塚にて、屋根工事がありましたので、

その模様をご紹介いたします。

 

屋根の上

いきなりでわかりにくいかもしれませんが、この写真、屋根の上です。

屋根はまず合板で覆い、その上に写真のようなアスファルトルーフィングというシートを敷いていきます。

壁で言うところの防水シートのような役割ですね。

 

アスファルトルーフィング完了

 

アスファルトルーフィングの設置が完了しました。

万が一に備え、縦に10cm、横に30cm分、重ねて敷いています。

赤い矢印の部分が、重ねてしいている箇所です。

 

30cmの重なり

ちょっとわかりにくいですが、ちょうど30cm重なっていることを証明する検査用の写真です。

 

このアスファルトルーフィングを敷いた上に、今度はガルバリウム鋼板の屋根材を施工していきます。

 

ガルバリウム鋼板の屋根

これは、屋根の一番下から順に1枚1枚釘を打って固定していきます。

『それこそ雨漏りしてしまうのでは?』

なんて心配になりそうです。でも、もちろん大丈夫。

一枚一枚の材料が、Z型になっていて、それが噛み合わさることで水が入らないようになっています。

断面図はこんな感じ。

断面図

 

黒い矢印に釘を打って固定します。

その上に別のガルバリウム鋼板屋根材の、向かって左側の下に折れ曲がった部分を掛けます。(丸囲み部)

そうすると雨が降った時に、S字の流れに沿って水が滴りS字の最後の跳ね上がりで水が下に落ち、

逆流しないようになっているんです。

 

雪止め

写真の上の方(実際にはしたですが)に、金具が見えますね。雪止めです。

『雪止めなんてなくったっていいんじゃないの?』

なんて思われていませんか?

確かに、神奈川県ではあまり雪は降りませんもんね。

でも、年に1、2度は降り積もる時があります。

雪止めがないと、積もった雪が溶け始めたとき、一気に下に落ちることがあります。

しかもお隣に落ちてしまうことが多いんです。人がいたら迷惑ですし、危険もあります。

だから、雪を止めて溶けて水になって雨樋をつたって流れていくようにしているんですね。

 

今日は屋根工事のご報告でした。

まだまだ工事は続きます。

 

 

 

 

 

 

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