10月に入りました。
以前に当ブログで、住宅ローン減税適用要件の弾力化についてご紹介しました。
消費増税の負担を和らげる住宅ローン減税の期間を延長する(10年から13年へ)措置の条件を当初の年内入居から、コロナの影響で完成が遅れた場合、来年末までに入居すればよいことになったというものです。
ただし、条件があって注文住宅の場合は9月末までに請負契約をする必要がありました。
10月に入りましたので、実質的に終了したということになります。
そう思っていたところ、新しい動きが。
先週金曜日の朝刊に、来年度の税制改正で住宅ローン減税13年の延長を検討という記事が出ていました。
まだ検討段階ですが、もしそうなればこれから家づくりをされる方にとっては朗報といえるかもしれません。
さて、伊勢原の家、工事が進んでいます。
吹き付け断熱を施工した後、防湿シートで覆っています。
この超低金利の中、長期固定金利で住宅ローンを借りられる人気のフラット35を使います。
この防湿シートは、フラット35を利用するための要件になっている工事です。
こちら2階ホールの壁。
右手の柱の右側に木の板が見えますね。
この板、柱の左側の窓がある壁と、板が見えている壁の正面の壁の内部にも設置されています。
この、コの字型に下地を用意して、ボルダリングホールドを設置する予定です。
こちらは4人が並んで座れるスタディカウンター。
カウンター上部の正面にグレーの面が見えますね。
これがタイガーのFEボード。
磁石がくっつく石膏ボードです。
この上にクロスを貼ったり、珪藻土を塗って仕上げても、掲示物を磁石でつけることができます。
便利ですね。
ちなみにこのボード自体には磁力がありません。
こちらはよく見る光景の下地調整。
今回は珪藻土で仕上げますが、石膏ボードの下地処理も重要になるのです。
というのも、大きな地震が来た時に石膏ボードのつなぎ目がずれることで珪藻土にクラックが入ることがあるのです。
『でもこんな下地処理で、クラックを防げるの?』
と思われる方が多いと思います。
ちょっと寄ってみましょう。
このようにざらざらとした繊維のような下地で粘りがあるのでズレを抑え、珪藻土のクラックを防いでくれるのです。
同じ画像に近寄って撮ったものには見えないかもしれませんが、こういう素材なのです。
天井はコテ波仕上げです。
コテで塗った跡を自然な形で残しています。
トイレの両サイドは、横に細かなラインが美しい櫛引仕上げです。
天井、壁面によって仕上げ方を変えています。
こちらはリビング。
天井が印象的ですね。
素材はツガという一般的な白い木肌の木材です。
その木材をドイツ生まれの自然塗料オスモカラーで仕上げました。
ツガというのはそれほど高級な木材ではなく、どちらかというと普及品ですが、このように艶消しの濃いお色味の塗料で塗ると、ブラックウォールナットのような高級感が出ますね。
さて、こちらは個別浄化槽。
公共下水道が整備されていない地域ではこのような個別浄化槽を設置します。
大きな穴を掘って、
このようにに埋め込みます。
周囲にポリカーボネートの筒が上に向いてありますが、これは点検用。
パイプのコーナーにあたるところの上についています。
少し長めにつけておいて、最後にカットして長さを調節します。
完成までもう少し。
工事は進みます。
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