本日、3/5は24節気でいうところの啓蟄。
もう2週間もすると、昼と夜の長さが同じとなる春分を迎えます。
本日の日の入り時刻は、17:40の予定です。
年末は、それより1時間以上早い16:28ということでしたから、陽が長くなったのを感じます。
この季節、雨も少ないので工事の工程も順調に進んでいます。
ちなみに、もっとも陽が長くなる夏至あたり、日の入り時刻は19時を回りますが、この季節は梅雨時期なので、滞ることもしばしば。
寒さも若干和らいだこの季節は、工事が順調に進むいい季節と言えるでしょう。
さて、ガレージハウス@藤沢。
そんなこともあって、順調に進んでおります。
早速ご紹介してまいりましょう。
前回は、1階RC造部分の配筋と型枠設置を終えたところまでご紹介しておりました。
その配筋にコンクリートを打設しています。
生コンクリートを鉄筋で組まれた骨組みに投入し、空気が入らないように浸透させます。
生コンクリートといっても、それほどさらさらではなく、どちらかというとドロドロしていますので、普通にやってしまうと空気が抜けません。
そうならないように、慎重に生コンクリートを投入しつつ、型枠の外側からたたいて、下へ下へと浸透させます。
そんなことから、コンクリート打設工事という言い方をします。
数日後、外壁の型枠が撤去されました。
スラブコンクリートの型枠はもう少し経ってから。
こちらは2階の床を支える基礎。
2階部分は木造となりますので、建物を支える土台が載る部分です。
コンクリートの立ち上がりの上に載っているのが土台です。
内部の土台のないところは、鋼製束という建材で支えます。
この部分の木を大引といいます。
床を支える束を鋼製にすることで、乾燥や収縮を防ぎ、床なりや腐敗の心配もなくなります。
さらに、中央の柱部分が回転して突っ張り棒のように、長さを微調整することができます。
そうすることで、1つ1つの大引をジャストサイズで支えることができるようになっています。
この鋼製束はビスで留め、さらに根太ボンドでしっかり固定します。
骨組みの間に固形の断熱材をはめ込みます。
今回の床は、根太と呼ばれる材で床を支える根太工法ではなく、根太を使わず、厚みのある床で強度を確保する剛床工法を採用しています。
さあ、準備が整いましたので、朝から一気に骨組みを立ち上げ、1日のうちにルーフィングまでを終えます。
どんどん組み上げていきます。
夕方になってしまいましたが、予定していた工事まで終えることができました。
建物の全体像が浮かび上がりましたね。
コンクリートの曲線が印象的です。
工事は続きます。
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