ようやく涼しくなりました。
昨日は少し肌寒く感じる時もありましたね。
さて、T/HOUSEの最新状況をお届けいたします。
これは、現場前の前面道路から近隣の街並みを撮ったところ。
道路と住宅地の間に高低差があるのがわかります。
この高低差を利用して、地下室・地下車庫をつくり、その上に2階建ての住宅を建てています。
現地の外観です。写真ではなかなかそのスケールの大きさが伝わらないのが残念です。
前面のコンクリートの壁は、全長5.5mあります。
なにか比較できる大きさのものがないか、調べてみるとオスのキリンの平均身長が5.3mだそうです。
あまりキリンを見る機会のない方には、ピンと来ないかもしれませんが、実際に現場に立つと、結構な迫力です。
大きな岩がゴロゴロしていますが、これは元々あった岩を並べ替え、エクステリアの一部として利用します。
裏に回ってみました。
足場が組んである建物が現地です。右手には、木が生い茂っています。
この緑は、ゴルフコース数ホール分ほどの緑地公園となっていて、
リビングから常に借景を楽しめるロケーションです。
さあ、建物の構造部分はほぼ出来上がりました。
これから内装工事に入ります。
今日は、タイルのご紹介をしましょう。
これだけ大きい建物になると、タイルも一般的なタイルよりも大きいものを使います。
左が一般的なサイズのタイルです。
右が今回利用するタイル。
例えば、今回のLDKは100㎡弱あります。畳数にすると約60帖。
これだけ広いスペースに小さいタイルを使うと、目地が増え掃除が大変ですし、
何よりスケール感が出てきません。
美術館など、広いスペースでよく使われるタイルです。
一番左のグレーのタイルは、LDKに使います。
その隣の、渋めのタイル(太陽の光で上手く色が出ていませんが)は暖炉に使います。
その隣にある白い2枚のタイルは、地下のエントランスホールに使います。
この2枚は触ってみるとわかるのですが、スリップタイプとノンスリップタイプと言って、ザラザラしたものと
ツルツルしたコーティングされているものがあります。
水に濡れるところには文字通り滑りにくいノンスリップタイプ、そうでないところはスリップタイプを使います。
『全部ノンスリップでいいのでは?』という声も聞こえてきそうですが、やはり長年使い込むと、
ノンスリップ型の方が汚れがつきやすいんですね。でもノンスリップタイプは、水濡れするところに使うので、
洗いやすいということもあるので上手く使い分けができるのです。
地下にホワイトを採用したのは、暗くても明るく感じられるという効果を狙いました。
一番右端の濃い色(これも光の加減で上手く出ていませんが・・・)は外の駐車場廻りに使います。
明るい外回りは濃い色で締める、という感じです。
さあ、これからまだまだ工事は続きます。
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