本日12月8日は、年神様が正月行事の準備を始める日=『事始め』の日だそうです。
というわけで年末おしせまってまいりました。
『新しい年を新居でむかえよう』 という想いと、
『来年こそは新居を建てるゾ』 という計画が重なる年末、バタバタと忙しくしております。
今回は、前者の『新しい年を新居でむかえ』られる予定の、
『地下車庫のある家@港北区』。
完成間近の模様をお伝え致します。
まずは、こちらから。
いきなりわかりにくい写真ですね。
これはどこの部分かというとこちら。
白い壁からたどるとわかるかと思いますが、地下車庫の上です。
このスペースにタイルを貼ってテラスをつくります。
もともと、地下車庫を施工したコンクリートが、それこそ打ちっぱなしの状態になっています。
段取りとしては、その上に防水を行い、モルタルで平らに整えて、タイルをはります。
先ほどの写真は、もともとの打ちっぱなしの状態に、防水工事をしているところです。
『防水なのに水をまくの?』
そのとおり、防水剤と水をまぜて、打ちっぱなしコンクリートにまき、浸透させて防水性を高めるのです。
防水工事が終了すると、こちら。
こちら、コンクリートの上に接着剤を塗っています。
接着剤はモルタルを地下車庫のコンクリートの上に貼り付けるためのものです。
『コンクリートにモルタル塗るのに接着材なんかいるの?』
と思われそうですが、そうしないと簡単に剥がれてしまい、安定しないんです。
モルタルを塗っている写真がありませんでしたが、タイルの下がモルタルを塗ったあとの状態です。
このように真っ平らな状態で仕上げれば、フラットに整然と貼れます。
タイルは、アドヴァンのisle(アイル)というタイルを使っています。
さて、室内に目を向けてみましょう。
こちら、リビングから小上がり和室を見た様子です。
窓の外が、さきほどタイルを貼っていたテラス=地下車庫の上です。
地下車庫の高さを確保するために、この高さ分、床を上げる必要がありました。
それならば、と小上がり和室にしました。
リビングと繋がったこの位置に小上がり和室をつくることで、
大きなベンチのように使えるし、横になりたい時もベッドに寝るように、
楽な姿勢で横になれます。
畳の模様、決して画像の乱れではありません。
東京オリンピックのエンブレムでも話題になった、市松模様の畳です。
こちらは洗面化粧室。
左手奥の厚みのある壁は収納スペース。
天井までめいっぱいとりました。
化粧台はこちら
大理石調のカウンター、天板が素敵なLIXILルミシス。
既製品の洗面化粧台は、残念なものも多いのですが、これはステキ!
LIXILさん、頑張りました。
こちら、キッチン。
右側のニッチに貼ってある『深みと味わいのある表情が魅力的な』タイル、
東洋キッチンのマリーゴールド3というタイルです。
ベネツィアの工房で製作されたベネツィアンガラスのモザイクタイルです。
実はここにも
本当は、ここに装飾する目的でした
色味が伝わらないのが残念ですが、想像してお楽しみください。
さて、先ほどのキッチンの続き、
こちらでお料理等されるわけですが、お忙しい奥様、家事に追われ、
見たいテレビもなかなか見ることができません。
そこで考えた作戦がこちら
わかりにくいですね、
それでは、注釈を入れてもう一度
まさにキッチンに立つ方だけのためのTV。
キッチンに立つのが楽しみになるかもしれません。
内装にもこだわりのあるお施主様、
続きまして、お手洗いはこんな感じ。
無地のクロスを選ばれる方が多いですが、このように主張のあるアクセントウォールもいいですね。
刺激があります。
こちらは限られたスペースに設けたコーナーキャビネット。
円形の鏡はお施主様、お気に入りの鏡です。
最後はおまけ。
ロールスクリーンです。
ご存知、チェーンでロールアップするタイプのロールスクリーンですが、
通常は1枚の布が巻かれています。
でもこのタイプ、何枚にも分かれています。
開けると、ブラインドのように目線を遮りながら光をとりこむことができるんです。
場所によってはブラインドより使い勝手が良さそうです。
インテリアデザインにも配慮した、『地下車庫のある家@港北区』。
細かな装飾にもこだわると、より楽しく暮らせそうですね。
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