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建築ブログ

02.02 | 未分類

最強寒波、エネルギー価格急騰・・・どうする太陽光発電

寒い日が続いています。
明後日には、立春を迎え、暦の上では春となりますが、まだまだ寒い日が続きそうですね。
一方で、この寒さの中、エネルギー価格の急騰に悲鳴をあげるニュースが報じられています。
岡山県のあるお住まいでは、「月の電気代が10万円を超えて、住宅ローンより高くなった!」とか、山形県のオール電化のお宅では、「昨年5万円台だった電気代が、倍近くにまで値上がりした」とか。
1月に使用した2月請求分からは、政府の補助が始まり、いくらかお安くなるようですが、各電力会社は、既に4月以降使用分の値上げを申請していて、焼石に水だと言われています。

2023年1月30日NHK首都圏ナビより

こうなってくると、それまで太陽光発電を検討していなかった方も、「搭載したほうがいいかな?」と考え始めたりするのではないかと思います。
YouTubeで調べると、賛否両論いろいろあって、なかなか結論を出すのは難しい。
自家発電できるメリットはあるが、元は取れないだろう、とか、機械だから必ず壊れる、壊れたら後始末が大変とか、雨漏りリスクを背負うことにもなるなどなど。
一方で、東京都では、2025年4月から、太陽光発電パネルの設置を義務化する制度が始まります。
川崎市も追随する動きを見せており、早ければ令和7年度から、義務化する方針を固めたと報じられています。

2022年11月18日 NHKWEBより

義務化といっても、東京都の場合、対象となるのは一部のハウスメーカーだけですし、陽当たりが悪い立地の場合はその限りではありません。それでも義務化は義務化です。
さて、これから家を建てる場合には、どう考えたらいいのでしょうか?
東京都や川崎市などの行政は、カーボンニュートラルを目指す国の方針を地域で執行する立場として、推進していると考えるのが妥当でしょう。
一方で、YouTubeなどで論を展開する有識者と呼ばれる方々は、搭載する方の立場から、損か得かを説明しているものが多いようです。
損得の判断は、太陽光発電を設置するイニシアル費用+メンテナンス費用を、生み出すエネルギーの価値で、何年で取り戻すことができるのか?という綱引きで語られてきました。
が、今となっては、1年で何割も上がってしまうようなエネルギー価格の、数年先の価格など予測しようがありません。
なので、現状では損得を予想するのはナンセンスだと思います。
ではどうすればいいか?
判断の基準を、電気を自給自足できるようにするかどうか、と考えてみてはいかがでしょうか?
あたりまえのように使っていたエネルギーが、これから数年後、そうでなくなるかもしれない、ブラックアウトが頻繁に起こるような事態も全くないとは言い切れなくなってきました。
戦後の食糧難の時代に、農家には食べ物があったように、エネルギーが不足した時に太陽光発電と蓄電池や電気自動車があれば、やりくりできる可能性が高まります。
太陽光発電を導入するかどうかは、損得ではなく、今後のエネルギー危機に備える保険として検討されるのが良いように思います。
そう考えると、エネルギー危機など起こらず、杞憂に終わったとしても、安心代と考えれば納得できますし、本当に危機が来てしまった場合には、「先見の明があった」ということになるでしょう。
神奈川県では今のところ義務化の動きは報じられていませんが、事業者と組んでゼロ円で太陽光発電を搭載しようという企画や、共同購入で安く買おう!などの告知が県のサイトで告知されています。

「あなたのお家に太陽光発電を!」

ご興味のある方は覗いてみてください。

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