2月下旬に地上にようやく上がってまいりました!とお伝えした備蓄倉庫の建築の続報です。
この建物が最終的に、
このようになります、とお伝えいたしました。
配筋工事が進みます。
こちらがガレージの屋根の上。
中央に開いている穴は、ガレージ内部に光を届けるトップライト。
配筋工事が終りコンクリートの打設を終え、
仕上げ工事に入ります。
美しく、滑らかに仕上がりました。
このガレージの屋上、2階の高さにあたるわけですが、この奥に渡り廊下をつくり、母屋とつながります。
下から見るとこんな感じ。
1階部分の壁面の型枠が解体され、2階階段室とエレベーターのある部分の配筋工事が始まっています。
奥に見えるレンガ積みの建物が母屋で、この配筋は2階部分の屋上です。
駆け足ですが、こちらもコンクリートの打設工事が完了いたしました。
さて、その母屋とエレベーターホールをつなぐ渡り廊下ですが、その構造部分はこちら。
こちらは作業所の写真ですが、この渡り廊下を支える構造は、鉄骨で造ります。
この下の1階部分は壁がありません。
空中廊下のようになるので、鉄骨で渡すのが合理的です。
こちらはその鉄骨を支える支柱。
母屋に渡す側です。既存建物の手すりをカットして、階段の踏み面の一部にボルトを仕込みます。
このボルトに、
支柱を挟み、鉄骨の渡り廊下を収めます。
その上に載っているのはデッキプレート。
既存の母屋と備蓄倉庫が渡り廊下でつながりました。
このデッキプレートの上は、この後コンクリートを打設し、仕上げの工事を行います。
さて、新築した建物の外壁にはこのレンガを積んで母屋と統一感を持たせます。
焼成してつくり上げるレンガですが、色味のサンプルがあり、今回オーダーしたのは2色。
中段に積んである、赤みの強い左側のレンガと、やや暗めのトーンの右側のレンガ。
とはいえ、1つ1つの表情が異なるのも本物のレンガの魅力ですので、左下のレンガのようにどっちとも言い切れないようなレンガも混じります。
積みあがると、
左の母屋の外壁のように、モザイクタイルをちりばめたような深みのある外観に仕上がります。
さて、その手前、階段室とエレベーターホールは室内ですので、断熱材でコンクリートの構造部分を覆います。
通常は内部を断熱する場合が多いのですが、この建物は外断熱工法ということになります。
この断熱材にレンガを積み上げていくことになりますが、その前に美しく仕上げるための準備を行います。
エフロとは、レンガを積むための接着剤となるモルタルから、白い溶液が流れ出て、跡が残ってしまう現象で、通常白樺といわれます。
どうなってしまうかというと、こんな感じ。
せっかくのレンガがこうなってしまっては残念過ぎますよね。
こうならないために、エフロカットという白樺防止剤を使ってレンガを積んでいきます。
準備が整い、作業が始まりました。
これより、完成に向け内装の仕上げに進んでまいります。
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