新しい年の始まりに相応しい、新しい家づくりのご紹介です。
下がっている西側に、丹沢の山並みを望む、北西の角地。
道路と敷地に高低差があり、地下室地下車庫のある家を建てるのに適した土地です。
ご実家の解体を終えた現地の様子はこちら。
当初は、売却されることも検討されたそうですが、そのまま建て替えができない古い擁壁のある土地は、新たに擁壁を造る費用を差し引かれてしまうため、買いたたかれてしまいます。
「何か良い案はないか?」
と検討された結果、当社にお声がけいただきました。
既存の玄関と車庫は、この写真の左手、北東側道路沿いにあります。
前面道路の傾斜がやや急で、間口も狭いため、車庫入れがしにくいというお悩みがありました。
当然ながら、車庫と住宅が内部でつながっているわけではなく、駐車をしたら向かって左側の玄関に向かって歩き出し、
この外階段を上って家に入る動線でした。
擁壁を造りなおすなら、2台の車を余裕で止められるガレージを造って室内からも行き来できるようにし、趣味を楽しめる地下室も造りましょう、とご提案し、ご縁をいただきました。
模型だとその広さが伝わりませんが、ガレージの広さは幅6m×奥行き6mを確保。
国土交通省の指針によると、5ナンバー1台分の駐車場の広さは2.3m×5m、3ナンバーの大型車でも2.5m×6mとされています。
それほど大きいサイズの車を予定しているわけではないため、余裕のあるガレージライフをお楽しみいただけると思います。
玄関があった北東の階段は、そのまま活かします。
傾斜の上部にあるため、段差が少なく何かと便利なこともあるでしょう。
角にあたる北側の反対側から見たところ。
最終確定前の模型ですが、南側にリビングからダイレクトにつながるテラスを設けます。
そのテラスの右上に下屋があり、その上に4つの窓が並んでいるのが見えます。
1階から2階に上がる階段は、吹き抜けのあるリビング階段を採用し、この4つの窓の内側に階段室と吹き抜けをレイアウトしているので、陽の低い今の季節には、1階のLDK奥深くまで、日差しが届くと思います。
一般に、南側の土地の方が価値が高いといわれていますが、地下室地下車庫のある家の場合は、今回のような北道路に面する土地の方が、北側斜線規制の影響も受けにくいため土地を有効に使えるし、南側の隣地とも距離を確保できるので、有利なのです。
そのあたりは過去のブログでご紹介していますので、ご興味がありましたらご覧ください。→地下室地下車庫のある家が、北道路の土地に有利なわけ。
いよいよ工事が始まります。
神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。
神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062