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建築ブログ

01.14 | 地下室・地下車庫, 混構造(木造+RC)

新しい家づくりの始まり@横浜市青葉区

新しい年の始まりに相応しい、新しい家づくりのご紹介です。

完成予想模型

下がっている西側に、丹沢の山並みを望む、北西の角地。

道路と敷地に高低差があり、地下室地下車庫のある家を建てるのに適した土地です。

ご実家の解体を終えた現地の様子はこちら。

現地

当初は、売却されることも検討されたそうですが、そのまま建て替えができない古い擁壁のある土地は、新たに擁壁を造る費用を差し引かれてしまうため、買いたたかれてしまいます。

「何か良い案はないか?」

と検討された結果、当社にお声がけいただきました。

既存の玄関と車庫は、この写真の左手、北東側道路沿いにあります。

地下車庫現況

前面道路の傾斜がやや急で、間口も狭いため、車庫入れがしにくいというお悩みがありました。

当然ながら、車庫と住宅が内部でつながっているわけではなく、駐車をしたら向かって左側の玄関に向かって歩き出し、

旧玄関側

この外階段を上って家に入る動線でした。

擁壁を造りなおすなら、2台の車を余裕で止められるガレージを造って室内からも行き来できるようにし、趣味を楽しめる地下室も造りましょう、とご提案し、ご縁をいただきました。

正面

模型だとその広さが伝わりませんが、ガレージの広さは幅6m×奥行き6mを確保。

国土交通省の指針によると、5ナンバー1台分の駐車場の広さは2.3m×5m、3ナンバーの大型車でも2.5m×6mとされています。

それほど大きいサイズの車を予定しているわけではないため、余裕のあるガレージライフをお楽しみいただけると思います。

旧玄関側

玄関があった北東の階段は、そのまま活かします。

傾斜の上部にあるため、段差が少なく何かと便利なこともあるでしょう。

南側

角にあたる北側の反対側から見たところ。

最終確定前の模型ですが、南側にリビングからダイレクトにつながるテラスを設けます。

そのテラスの右上に下屋があり、その上に4つの窓が並んでいるのが見えます。

1階から2階に上がる階段は、吹き抜けのあるリビング階段を採用し、この4つの窓の内側に階段室と吹き抜けをレイアウトしているので、陽の低い今の季節には、1階のLDK奥深くまで、日差しが届くと思います。

一般に、南側の土地の方が価値が高いといわれていますが、地下室地下車庫のある家の場合は、今回のような北道路に面する土地の方が、北側斜線規制の影響も受けにくいため土地を有効に使えるし、南側の隣地とも距離を確保できるので、有利なのです。

そのあたりは過去のブログでご紹介していますので、ご興味がありましたらご覧ください。→地下室地下車庫のある家が、北道路の土地に有利なわけ。

 

いよいよ工事が始まります。

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