日中は少し暖かくなってきたでしょうか?
でも、油断すると朝夕はまだまだ寒いですね。
さて、同時進行で現場が動いておりますが、
久しぶりに、『地下室のあるRCの家』@藤沢。
工事の進捗をお伝え致します。
コンクリート造の工事は、配筋工事をして、コンクリート打設工事を行い、
コンクリートが十分に固まったら、その上の層の配筋工事を行って、またコンクリート打設工事を行う、
という繰り返しで建設していきます。
藤沢の現場は、地下から1階の床までの工事の模様をご紹介していました。
1階スラブが乾き、1階の天井(=2階のスラブ)まで終了、2階部分の壁をご紹介します。
ん?何か見覚えがあるような~?と思った方はかなり注意深い方。
もう一度模型を見てみましょう。
そうです、2階の正面の部分を内側から見たところです。
この写真について、すこしご説明しましょう。
RC構造は、開口部(窓や配管口)の部分に亀裂が生じやすいので、
開口部には、上下左右、そしてコーナーにも太い鉄筋を追加して補強するのです。
こちらは反対側の壁ですが、こちらの補強の方がわかりやすいですね。
上下の窓を囲うように、鉄筋が補強されています。
もう一つは型枠。通常、打ちっぱなしの場合は、表面がツルツルしている方が、
美しいですよね。
なので、オレンジ色の表面がツルツルした型枠を使うのですが、その下にラワンベニヤの部分が見えますでしょう?
この部分には、タイルを貼るのです。
タイルを貼る部分は、表面がツルツルよりも粗い仕上がりの方が、つきやすいんですね。
しかも、このベニヤの厚さをタイルの厚さと揃えて、仕上がった時に表面に凹凸が出ないような
効果もあるのです。
打ちっぱなしも良いですが、一部分タイルを使うとグッと深みが出てきます。
こちらは18年前に竣工した事例。
こちらは、4年ほど前に竣工した事例です。
一つ前の写真に比べると、色味のギャップを抑えて、落ち着いた雰囲気が感じられます。
時の流れとともに、少しづつトレンドも変化していると感じます。
『地下室のあるRCの家@藤沢』
完成をお楽しみに。
工事は進みます。
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