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建築ブログ

07.10 | スケルトンリフォーム

スケルトンリフォーム@横浜市保土ケ谷区

トップページのデザインを変更しました。

せっかく建物が素敵なデザインに仕上がっても、表現できるサイズが限られていましたので、

画面いっぱいに表現できるようにしました。

この機会に、写真のアニメーションを、iPhoneやipadでもしっかり確認できるようになりました。

お暇があれば、そちらもご覧下さい。

 

さて、スケルトンリフォームのご依頼を2件いただき、工事を行いました。

今回は、まず保土ケ谷区で施工した事例の、施工前→スケルトンの状態→施工後の模様を

ご紹介したいと思います。

 

まずは施工前のお写真から

施工前 LDK

施工前

南側に個室が並び、中央にLDK、北側にもう一つ個室がある3LDKのマンションです。

約30年ほど経過しています。

昭和56年の新耐震基準以降に建てられたマンションです。

この新耐震基準では、震度6強から7程度の地震でも倒壊しない構造基準で設定されています。

スケルトンリフォームは数百万円からの費用がかかるので、耐震性が不安な建物ではお勧めできません。

せっかくリフォームしても、大きな地震が来て倒壊したり、建て替え決議で、数年後に建て替えることに

なった、なんてこともないとは言い切れませんので。

 

キッチンはオープンキッチンです。

施工前 キッチン

施工前 キッチン

収納が少ないので、苦労されているのがわかります。

丸見えになってしまうため、どうしても生活感が出てしまいます。

 

さて、この状態からスケルトン(躯体)の状態にします。

解体後 LDK

解体後 LDK

床のコンクリートに、直に絨毯が敷かれていました。

曲線のような跡は、接着剤を剥がしたあとです。

解体後 キッチン

解体後 キッチン

キッチンも躯体の状態になりました。

解体後 和室

解体後 和室

こちらは和室の解体後。

おや?床に3本ほど、配管が敷かれていますね。

実は、このマンションの給湯器はベランダ側にあり、一度お水とガスをベランダに送って、

お湯になった後、給湯管でお風呂や洗面、キッチンに戻しているという構造です。

その配管を和室の床下を通し、お隣のお風呂(見えているベニヤの裏側です)、その隣の洗面、

そして、右奥のキッチンに届けています。

 

30年間お疲れ様でした。給水、給湯管はいい機会ですので、交換することになりました。

配管交換工事

配管交換工事

ピンクがお湯、青が水です。

配置した後に、切り替えます。

 

配管交換 枝分かれ

配管交換 枝分かれ

 

従前は、それぞれ1本の配管を、屈折しながらキッチンまで届けていましたが、

今回のリフォームでは、お風呂、洗面、キッチンに枝分かれして配管します。

 

排水管継ぎ足し工事

排水管継ぎ足し工事

さて、これはどこでしょう?

 

はい、キッチンですね。

もともと向かって左の壁面にオープンキッチンがありました。

今回のリフォームでカウンターキッチンにしますので、シンクの位置が左から右へ

移動します。そこで、解決しなければならない問題が排水です。

もともと左に排水管が設置されていますので、右のシンクと左の排水管を

つなぐ必要があります。しかもただ繋ぐだけではダメで、右から左に水が

流れるように・・・。勾配を付ける必要があるんですね。

この配管は、床下に収めますので、床の高さは少しあがります。

でも、もともと配管の通っていないLDKと洋室以外は、床が上がっていました。

そのため、段差が各所にあったので、『段差をなんとかしたい』というご要望も

頂いていましたので、一石二鳥。段差の解消にもなりました。

 

それでは、完成した写真と、施工前写真をご覧頂きましょう。

完成 LDK

完成 LDK

施工前 LDK

施工前 LDK

 

洋室とリビングがつながって、

明るくて広いリビングに仕上がりました。

天然石のアクセントウォールと

メープル無垢の床材の相性もいい感じです。

 

見違えるようでしょう?

 

 

 

 

 

次はキッチンを。

完成 キッチン

完成 キッチン

 

施工前 キッチン

施工前 キッチン

オープンキッチンから、I型カウンターキッチンに

生まれ変わりました。

床を少し上げたので、天井がやや低く感じられると

思いますが、照明をダウンライトにすることで、

圧迫感は感じられなくなりました。

 

完成した詳細は、まもなくスケルトンリフォームの

ページにご紹介いたします。

お楽しみに!

 

 

近く、『スケルトンリフォーム@横浜市緑区』もアップ予定です。

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