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建築ブログ

08.05 | 未分類

擁壁工事@横浜市~ウッドフェンス設置まで

3月の終わりからご紹介してまいりました、擁壁工事。

そろそろ完成が近づいてまいりました。

擁壁のピーコンあと

モールドスターでかたどった擁壁の表面にお化粧を施します。

中央のくぼみはコンクリートの打設工事を行う際についたピーコンの跡。

打設工事では、生コンを型枠の中に流し込みますが、その型枠をしっかりと固定するのがピーコンです。

大容量の生コンを支える型枠ですので、この位の跡がつくのは当然なのですが、このままでは不細工ですので、お化粧します。

お化粧中

コンクリート表面に塗装を行っています。

雨に濡れても水をはじく防水性のあるトップコートです。

汚れも付きにくくなります。

この作業の中で、ピーコンの跡もきれいにします。

この通り。

アフター

そのままだとピーコンの位置もわからないので赤い丸で囲みました。

きれいに消えています。

最後の埋め戻し

さて、長らく行ってきた擁壁内部の埋め戻し作業。

いよいよ最後の転圧です。

前のブログでご紹介しましたが、高さ5メートルにもなる擁壁の埋め戻しですので、全部埋めてから転圧(地面を踏み固める作業)を行っても、うまく固めることができません。

30㎝ごとに埋め戻しては転圧をかけて、しっかりと踏み固めます。

1回目の写真をおさらいすると、

はじめの一歩

これが、一層目。

先ほどご紹介した最後の転圧が14層目でした。

お疲れ様でした。

転圧完了

転圧は完了しましたが、擁壁に沿った部分、耕したあとのようになっていて、やわらかい状態です。

もうお分かりだと思いますが、ここにウッドフェンスを設置します。

ウッドフェンスの準備

まずはウッドフェンスの柱を支える束石を設置します。

柱設置

その束石に柱を据え付け、

組み立て中

組み立てていきます。

見た目にも丈夫そうでしょ?

柱材はウリンという材です。

アイアンウッドの異名をもつウリンは、硬くて重く、加工や運搬が大変ですが、腐りにくいのが特徴です。

桟橋などにも使われる材で、嘘かホントかは知りませんが、巷では百年持つ木などといわれています。

今回は施工範囲も広いことから、総重量なんと2.5トン。

すべてカットして、塗装をして持ち込み、組み立てています。

完成

なかなか写真では壮観さが伝わりませんが、これから長くこの敷地を守護する役割を果たしてくれます。

道路側より

坂の上から見たところです。

モールドスターによってかたどられた、岩を積んだように見える擁壁と、黒いウッドフェンス。

重厚感のある落ち着いた佇まいでいい感じです。

景観を大切にする風致地区にふさわしい仕上がりだと思います。

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