周知のとおり、神奈川県をはじめ多くの都県で、まん延防止等重点措置が実施されています。
神奈川県の対象期間は今のところ、2/13の日曜日まで。
当社の建築相談室におきましても、お客様とのお打ち合わせ中に窓を開け、換気をした状態で対応させていただく場合があるかと思います。
大寒から立春までの最も寒い寒中に、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
お出かけの際には、「室内だから」と安心せず、冷気が入り込むことを想定した対策をお願いいたします。
さて、先月初めに工事スタートの模様をお知らせした地下室地車庫のある家@宮前区。
工事が進んでいます。
前回は、根伐りから地盤調査までをご紹介しておりました。
右手にドリルが見えます。
山留を行うためのH鋼を埋め込む穴を掘ります。
こんな感じ。
H鋼をしっかり固定するためにコンクリートを投入し、攪拌しながらH鋼を挿入します。
そのH鋼をまっすぐに立てた状態で、上部をつなぎ合わせます。
そのままですが「あたまつなぎ」といいます。
H鋼とH鋼の間にはめて山留の壁となる矢板がこちら。
施工された状態をご紹介することが多いので、厚みが伝わりにくかったと思いますが、結構な厚みがあります。
同時進行で、地下のない1階の基礎となる部分もこの段階で根伐りを行います。
地下の矢板をはめ込む作業がほぼ完了しました。
地上部分の根伐りから砕石敷も終了しています。
地下の山留工事が終わり、砕石を敷き、転圧を行えば、次は捨てコンの打設。
と、ここではまず、地上部分の捨てコンから作業に入ります。
すかさず、地下部分の捨てコンへ。
もうお判りかと思いますが、このように同時並行で地下の工事と地上1階部分の工事を進めることで、捨てコンを打設するタイミングを合わせることができます。
地下のコンクリート打設が終わってから、地上部分の工事を始めてもよさそうですが、捨てコン打設という工程を同時にやることで、それだけ効率が高まります。
捨てコンと地下を構成するコンクリートでは、モノが違いますので、このタイミングで同時にやるのがミソなのです。
滑らかに仕上がりました。
固まるのを待って、黄色と青いラインが見えると思いますが、墨だしを行い配筋作業にかかります。
整然と配筋が組まれました。
美しい。
いよいよ建物を支えるベースコンクリートの打設が始まりました。
太いパイプから流れ出る生コンを、細いパイプのバイブレーターで振動させて空気を抜きながら、トンボのような道具で均していきます。
ベースコンクリートが固まるのを待って、立ち上がり部分の型枠を設置し、打設を行いました。
これだけの高さがありますので、今回はベースコンクリートと立ち上がり部分を一発で打設するのを避け、2工程に分けています。
重厚感のある基礎が完成し、矢板を断熱材で覆いました。
断熱材の下のほうにある配筋上部に緑色のシートが丸めて架かっています。
鉄筋1本1本の先が尖っているわけではありませんが、鋭いことに変わりはありません。
万一、落下するようなことがあると、非常に危険です。
安全第一、養生をしています。
次の工程である、壁と天井のコンクリート打設に向け、配筋が始まりました。
壁の型枠を設置したのち、天井の配筋作業に入ります。
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