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建築ブログ

01.26 | 地下室・地下車庫, 混構造(木造+RC)

地下室地下車庫のある家@川崎市宮前区~地下型枠設置まで

周知のとおり、神奈川県をはじめ多くの都県で、まん延防止等重点措置が実施されています。

神奈川県の対象期間は今のところ、2/13の日曜日まで。

当社の建築相談室におきましても、お客様とのお打ち合わせ中に窓を開け、換気をした状態で対応させていただく場合があるかと思います。

大寒から立春までの最も寒い寒中に、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

お出かけの際には、「室内だから」と安心せず、冷気が入り込むことを想定した対策をお願いいたします。

 

さて、先月初めに工事スタートの模様をお知らせした地下室地車庫のある家@宮前区。

工事が進んでいます。

前回は、根伐りから地盤調査までをご紹介しておりました。

建柱車

右手にドリルが見えます。

山留を行うためのH鋼を埋め込む穴を掘ります。

H鋼の穴

こんな感じ。

コンクリート

H鋼をしっかり固定するためにコンクリートを投入し、攪拌しながらH鋼を挿入します。

頭つなぎ

そのH鋼をまっすぐに立てた状態で、上部をつなぎ合わせます。

そのままですが「あたまつなぎ」といいます。

矢板

H鋼とH鋼の間にはめて山留の壁となる矢板がこちら。

施工された状態をご紹介することが多いので、厚みが伝わりにくかったと思いますが、結構な厚みがあります。

地上の掘削

同時進行で、地下のない1階の基礎となる部分もこの段階で根伐りを行います。

砕石敷

地下の矢板をはめ込む作業がほぼ完了しました。

地上部分の根伐りから砕石敷も終了しています。

砕石敷 地下

地下の山留工事が終わり、砕石を敷き、転圧を行えば、次は捨てコンの打設。

捨てコン

と、ここではまず、地上部分の捨てコンから作業に入ります。

捨てコン 地下

すかさず、地下部分の捨てコンへ。

もうお判りかと思いますが、このように同時並行で地下の工事と地上1階部分の工事を進めることで、捨てコンを打設するタイミングを合わせることができます。

地下のコンクリート打設が終わってから、地上部分の工事を始めてもよさそうですが、捨てコン打設という工程を同時にやることで、それだけ効率が高まります。

捨てコンと地下を構成するコンクリートでは、モノが違いますので、このタイミングで同時にやるのがミソなのです。

完了

滑らかに仕上がりました。

基礎配筋

固まるのを待って、黄色と青いラインが見えると思いますが、墨だしを行い配筋作業にかかります。

完了

整然と配筋が組まれました。

美しい。

打設中

いよいよ建物を支えるベースコンクリートの打設が始まりました。

太いパイプから流れ出る生コンを、細いパイプのバイブレーターで振動させて空気を抜きながら、トンボのような道具で均していきます。

基礎梁打設中

ベースコンクリートが固まるのを待って、立ち上がり部分の型枠を設置し、打設を行いました。

これだけの高さがありますので、今回はベースコンクリートと立ち上がり部分を一発で打設するのを避け、2工程に分けています。

壁断熱設置

重厚感のある基礎が完成し、矢板を断熱材で覆いました。

断熱材の下のほうにある配筋上部に緑色のシートが丸めて架かっています。

鉄筋1本1本の先が尖っているわけではありませんが、鋭いことに変わりはありません。

万一、落下するようなことがあると、非常に危険です。

安全第一、養生をしています。

壁配筋中

次の工程である、壁と天井のコンクリート打設に向け、配筋が始まりました。

型枠設置

 

壁の型枠を設置したのち、天井の配筋作業に入ります。

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