建築実例

横浜市戸塚区 A邸(2011年)

• 用途 / 専用住宅
• 構造 / 地階:鉄筋コンクリート造、2階-ロフト:木造

建ぺい、容積率がそれぞれ50％、80％の、低層住宅地に建つ二世帯住宅です。低層住宅用地は、室内に使える空間が大幅に制限されます。そのため、比較的広い居住空間を必要とする二世帯住宅を建てる時には、無駄なスペースをできるだけ排除し、利用価値の高い空間をつくりだすことが欠かせません。そこで、お子様がロフトを子供部屋として活用できるよう、12畳の広さをとり、2つに分けて利用することもできるようにしました。また、大人も落ち着いて1人になることができる空間を用意するため、書斎や畳コーナー、キッチン横のユーティリティスペースなどもつくりました。これにより、リビング等の共用スペースを広くとりながら、プライベート空間も充実した2世帯住宅が出来上がりました。上下階の音の問題にも配慮するため、1階部分をコンクリートとしました。音や振動もほとんど気になりません。