建築実例

横浜市鶴見区S邸(2020年)

• 用途 / 専用住宅(地下1階、地上2階建)
• 構造 / 混構造建物

日当りの良い高台にお住まいだったS様のお建て替えです。建て替えるにあたり、1点問題がありました。隣地との高低差があったために、安息角の制限を受ける土地でした。安息角とは、雨や地震等によりがけ崩れが起きたとしても、家が崩れてお隣様に迷惑が掛からないように家を建てなければいけないというルールです。とはいっても間口が広くないため、建物を避けるわけにはいかず、擁壁をつくるしか手はありませんでした。「何も付加価値を生まない擁壁に千万円単位のお金をつぎ込むのは・・・」。解決策となったのが地下を活用する地下室地下車庫のある家です。1階を親世帯、地下と2階＋小屋裏を子世帯が活用する延べ180m²超の二世帯住宅が完成いたしました。将来は家庭用エレベーターを設置するスペースも確保しています。