建築実例

川崎市宮前区K邸(2022年)

• 用途 / 専用住宅(地下1階、地上2階建て)
• 構造 / 混構造建物

建て替え前は、奥行きが浅く縦列駐車しかできない、使い勝手の悪い地下車庫でした。お建て替えにより、2台分のガレージに加え、来客時のカースペースも確保することができました。玄関をガレージ横の前面道路とフラットな地下に下げ、メインの階段を室内に取り込みつつ、何かと便利な外階段も残しています。大家族で住まわれるため、個室を6部屋確保しました。23帖のリビングやファミリークローゼットを設けながら、これだけの部屋数を確保できるのは、地下を活用しているからにほかなりません。
玄関ホール、納戸、階段下収納を地下にレイアウトしているので、1‐2階に余裕ができ、これだけのスペースを確保できています。今回のお宅は、ソーラーパネルと蓄電池を導入しています。陽あたりのよさを活かして太陽光で発電し、使いきれない電気を蓄電池に溜め、日の当たらない時間帯や停電時に備えます。ガレージ内に急速充電対応の電源を用意し、電気自動車に乗り換えることになっても対応できるように準備しています。目の前に迫った未来を見据えた自家発電住宅です。